日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 3I07
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SPSによるイットリア多結晶体の作製
*吉田 英弘平賀 啓二郎河道 正泰曽我 公平山本 剛久
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抄録
イットリアは耐熱窓やレーザー材料といった幅広い実用化が期待されている。従来の研究で、緻密なイットリア多結晶体が様々な手法によって作製されてきたが、その製造には焼結助剤を添加し、且つ水素雰囲気や真空中でのホットプレス焼結や、超高温での焼結が必要とされてきた。一方、我々の研究グループによる最近の結果では、或る種の遷移金属元素の微量添加がイットリアの焼結温度の低減に極めて有効であることが明らかとなっており、より低温での焼結体製造の可能性が開かれつつある。本研究では、新たな焼結手法の開拓を目指し、イットリアの緻密化に及ぼす放電プラズマ焼結の効果ついて調べた。
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©  日本セラミックス協会 2008
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