日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第22回秋季シンポジウム
セッションID: 1PJ02
会議情報

SrFeO3-x (x < 1) 薄膜における酸素欠損数と電界誘起抵抗スイッチング特性の相関
*横田 壮司鬼頭 伸弥村田 章太郎坪井 康敏五味 學
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
我々は、ペロブスカイト型酸化物における電界誘起抵抗変化特性(EIR)に関して研究を行っている。これまで電界印加初期過程において界面近傍の酸素移動が移動し、高速スイッチング状態になることを報告してきた。今回、多様な酸素数をとり、それに伴い酸素授受能を変化させるSrFeO3-x系に着目した。スパッタリング法により薄膜を作製し、成膜時の酸素分圧を変化させ酸素欠損数を変化させた試料を作成しその抵抗スイッチング特性を探査した。電極として下部にPt上部にFeを用いた。SrFeO2+xにおいて酸素の移動を示唆する微分負性抵抗を確認し、抵抗スイッチング状態になっていることを確認した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2009
前の記事 次の記事
feedback
Top