NTT東日本関東病院/外科
NTT東日本関東病院/消化器内科
NTT東日本関東病院/病理診断部
2006 年 69 巻 2 号 p. 64-65
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症例は70歳,男性。検診の上部消化管内視鏡検査にて前庭部小彎にⅡc病変を認めた。生検では,低分化腺癌,および中分化型管状腺癌であり,幽門側胃切除術施行した。術後病理学的所見では,粘膜下層での静脈侵襲像強く,N/C比の大きな細胞が増殖し,内分泌顆粒マーカー陽性であったため,内分泌細胞癌と診断した。本疾患は進行癌として発見される事が多く予後は悪いが,早期癌として発見される症例では,良好な予後が期待される。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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