Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
EGJ狭窄に対するステント留置が一時的な胃運動低下の誘因と推測された,肝内胆管癌の1例
塩入 誠信三橋 登志田 崇高野 重紹金子 高明岡村 大樹宮崎 勝
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キーワード: ステント, 合併症
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2007 年 71 巻 2 号 p. 62-63

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抄録
 症例は68歳,女性。肝門部胆管癌の浸潤によるEGJ狭窄と診断され,狭窄部にメタリックステント(non covered, 18mm×10cm)を留置した。留置後も嘔吐が継続したためGIF,上部消化管造影を施行,留置前には認めなかった胃運動低下を認めた。嘔吐は留置後約2週間継続したが,その後徐々に改善した。この嘔吐は,狭窄部で開存したステントが迷走神経を圧排したことで一時的に生じた,胃運動低下に起因すると考えられた。
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© 2007 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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