Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
Print ISSN : 1348-9844
症例
サイトメガロウイルス腸炎を合併した初発の潰瘍性大腸炎の1例
石川 清一岩本 真帆正田 健加藤 達洋岩崎 良和宮本 俊八赤井 祐一佐藤 秀樹蓮沼 理水野 滋章加藤 公敏森山 光彦
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2008 年 72 巻 2 号 p. 98-99

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抄録

 症例は70歳男性。癒着性腸閉塞にて癒着剥離術を施行したが,退院約1カ月後より腹痛,下血を認め再入院となった。大腸内視鏡検査,サイトメガロウイルス抗原検査よりサイトメガロウイルス腸炎を合併した潰瘍性大腸炎と診断した。UCの経過中やステロイド投与例においてCMV腸炎の合併を認める報告はあるが,本症例のように明らかな免疫不全患者ではなくステロイド投与歴もない初発のUC患者の合併は稀であるため報告した。

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© 2008 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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