1970 年 1970 巻 20 号 p. 77-93
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西田幾多郎博士が逝去されてから四分の一世紀が過ぎた。また、博士が能登半島の一僻村に生を享けられた明治三年 (一八七〇) から数えると、今年はちょうど一〇〇周年にあたる。そしてその全集の増補改訂第二版、全一九巻が今、粧いを新たにしてわれわれの前にある。私は、この偉大な哲学者に対する敬愛の念をこめて、以下の小論を起草することにした。
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