順天堂医学
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特集 プロスタグランジンの基礎と臨床
人工心肺とプロスタグランディン
MICHIO NUKARIYAMIKIO WATAMABEYASUYUKI HOSODA
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1984 年 30 巻 4 号 p. 424-430

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抄録
人工心肺装置は心臓外科領域では不可欠の補助手段であり, その装置の人工材料は改善され, その運用法も飛躍的な進歩をとげてきたが, あくまで非生理的な体外循環法であるために, 現在尚多くの問題が残されている. 例えば, 開心術後にみられる血小板数の減少もひとつの重要な解決されるべき問題であり, プロスタノイドと血小板機能との関連が明らかにされるにつれ, 人工心肺におけるプロスタノイドの応用研究がすすめられている. 本稿では人工心肺使用時の血小板, プロスタノイドの変化, 及びこれらに及ぼす薬剤の影響について紹介したい.
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© 1984 順天堂医学会
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