順天堂医学
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報告
研修医が進路を決める時期
-初期研修修了時のアンケート調査から-
冨木 裕一鈴木 勉清水 俊明小林 弘幸金子 和夫小池 道明関川 巌安本 幸正児島 邦明住吉 正孝礒部 豊阿部 幸雄池田 浩二下原 豊檀原 高
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2011 年 57 巻 6 号 p. 638-643

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抄録
研修医が自分の進路をいつ頃から考え始め, 決定するかについて検討した. 研修医が自分の進路を考え始めるのは研修2年目の前半で, 決定するのは研修2年目後半が多かった. 臨床研修を体験することは, 9割以上の研修医の進路に影響を及ぼし, 4割の研修医が進路を変更していた. 進路を決めた理由は, 「臨床研修をやってみて」が多かった. 平成22年度からの研修制度の変更によって, 進路を決定する時期は早まることが予想される.
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© 2011 順天堂医学会
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