人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第23回 (2009)
セッションID: 1K1-OS8-9
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視線分析手法の高度化とその応用
*江川 陽白山 晋
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抄録

視線分析は,人間の視知覚処理過程を分析する上において有用な手法である.しかし,視線分析には膨大な視線データ処理の難しさ,停留点形成時における恣意性などの問題点があった.そこで本研究では,視覚的注意の数理モデルである,Saliency mapモデルを利用して,視線計測の対象となる視覚情報を複数の領域に分割し,その領域上で視線の停留点集合を形成することによって,視線分析の問題点の解決を試みる.

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© 2009 一般社団法人 人工知能学会
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