人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第25回 (2011)
セッションID: 1P2-11in
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緩い対称性モデルのゲームへの応用
*西村 友伸齋藤 慧太朗丸山 涼平大用 庫智高橋 達二
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抄録

人間の推論は時に誤るが、その誤りはランダムではなく一定の傾向性、バイアスを持っていることが近年明らかにされてきた。その非論理性は、進化過程における環境適応の結果であり、形式合理的ではなくとも、限られた計算資源下のヒューリスティクスとして適応合理的であり、また人間らしさの一つの源でありうる。バイアスの調整機構である LS モデルをゲームAIやゲーム理論に応用し、人間らしい情報システムの構築を目指す。

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© 2011 一般社団法人 人工知能学会
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