人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第27回 (2013)
セッションID: 2B4-NFC-02a-1
会議情報

ソーシャルメディアを用いた局所地域における異常検知手法の提案
*榊 剛史松尾 豊鳥海 不二夫篠田 孝祐栗原 聡風間 一洋野田 五十樹
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

災害発生時に、いち早く災害の発生地域を検知し被災地域を特定することは、安否確認や避難経路決定、災害支援対策立案等の観点から必要不可欠な技術であり、そのための様々なインフラが設置されている。しかし、災害発生時にはそれらが機能しない可能性もある。他方、ソーシャルメディアの普及により、ソーシャルメディアへの投稿データは一種のストリームデータとして一定の規則的変化をしながら常時作られて続けている。本論文では、ソーシャルメディアへの投稿をストリームデータと捉え、その地域別な規則的変動の把握及び異常検知を行う手法を提案する。このような手法により、災害発生時に異常が発生している地域を特定することを目指す。

著者関連情報
© 2013 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top