人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第27回 (2013)
セッションID: 2H1-1
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注視点からの奥行情報を考慮した視覚的注意モデル
*小川 貴弘尾関 基行岡 夏樹
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抄録

本研究では,現在の注視点からの奥行情報に基づいて顕著度を算出する新しい視覚的注意モデルを提案する.本手法により,二次元方向だけでなく奥行方向についても現在の注視点から近い距離にある領域に視線を移すことができ,その奥行方向への顕著度の強さはトップダウンに制御できる.実験では,三つの状況(タスクなし,探索タスク,記憶タスク)で計測した人の視線移動の傾向が提案手法によって再現できることを示す.

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© 2013 一般社団法人 人工知能学会
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