主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 2015年度人工知能学会全国大会(第29回)
回次: 29
開催地: 北海道函館市 公立はこだて未来大学
開催日: 2015/05/30 - 2015/06/02
本研究では,地震発生後に逐次得られる実被害情報を活用した水道管被害推定法を提案する。管路をネットワークとみなし,被害ノードを中心とした被害の広がり具合を推定する指標であるコミュニティ濃度を導入する。情報を得るたびにコミュニティ濃度を用いてデータを更新し,サポートベクターマシンを用いて被害推定を行う。東日本大震災時のデータを用いて計算機実験を行い,情報を得るたびに推定精度が向上することを確認した。