人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第29回 (2015)
セッションID: 2G4-OS-25a-1
会議情報

シミュレーションによる高頻度取引が金融市場に与える影響の分析
*鎌倉 弘毅倉橋 節也
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

 高頻度取引に対する関心が高まっている。  高頻度取引により健全な価格形成が阻害されているという主張がある一方、高頻度取引により市場に流動性が供給される上に価格変動も緩やかになるという主張もあり、高頻度取引に対する評価は定まっていない。当該論文では、Netlogoを使用し高頻度取引を行う投資家が存在する場合としない場合との価格推移を比較することで、高頻度取引が市場に与える影響を明らかにする。

著者関連情報
© 2015 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top