人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第32回 (2018)
セッションID: 2F2-OS-4a-04
会議情報

健康促進に向けたサーカディアンリズムに着目した睡眠とストレスの分析
*髙野 諒長谷川 智梅内 祐太辰巳 嵩豊髙玉 圭樹志牟田 亨家邉 徹松本 英雄
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本論文は,睡眠とストレスについてのデータから被験者の身体的・精神的な健康状態を日常的に把握し,これらの被験者の健康状態を良好な状態を保つための方策を提示するシステムを構築するために,その基礎となる睡眠とストレスの関係性を明らかにすることを目的としている.この目的のために,被験者のサーカディアンリズムを「夜中に測定された睡眠段階」と「日中に測定されたストレスの大きさ」という測定時間帯の異なる2つのデータを結びつけるための新たな指標として焦点を当て,これら3種類のデータ(睡眠段階・ストレスの大きさ・サーカディアンリズム)の間の関係を明らかにするための分析方法を提案した.この観点からの分析方法の有効性を確認するため,15日間の被験者実験を実施した.測定結果から,睡眠段階,ストレス度,サーカディアンリズムパターンの良し悪しについての指標を算出し,これら3つの指標を包括的に分析することにより,以下のような知見が得られた.(1)これらの3つの指標は,同様の傾向,もしくは真逆の傾向で推移しており互いに影響を及ぼしていること.(2)それらの傾向は,被験者によって書かれた日誌の内容と一致していること.

著者関連情報
© 2018 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top