人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第32回 (2018)
セッションID: 3E1-03
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ミツバチの尻振りダンス軌跡およびダンス追従軌跡の自動検出手法の検討
*髙橋 伸弥前田 佐嘉志橋本 浩二鶴田 直之藍 浩之
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抄録

蜜を得て巣に帰ってきたミツバチは,尻振りダンスと呼ばれる翅を振動させながら尻を振って歩く動きで蜜の所在地を仲間のミツバチに伝えていることが知られている.この情報交換のメカニズムを解明するため,著者らはこれまでミツバチ歩行軌跡の複数個体同時追跡アルゴリズムを提案するとともに,長期間にわたってミツバチの行動をモニタリングするシステムを開発してきた.このシステムで蓄積される動画像データは大量なものとなるため,まず前処理としてダンス領域を含むと予想される区間を切り出しておき、そこから軌跡検出を行うことを試みる.さらに検出した軌跡から尻振りダンス軌跡およびダンス周辺個体の軌跡を抽出することを検討した.

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© 2018 一般社団法人 人工知能学会
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