人工知能学会全国大会論文集
第35回 (2021)
セッションID: 1J2-GS-10d-01
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人狼知能の役職推定における発話パターンを用いたメタ推理の効果
*大槻 恭士
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抄録

人狼ゲームにおいて,ゲーム内では知ることができない情報を利用して推理を行うことを「メタ推理」と呼ぶ.例えば,プレイヤーの人狼ゲーム熟練度を利用して推理を行うことなどは「人物メタ」と呼ばれている.メタ推理は好ましくない行為と考えられているようであるが,人狼知能プロジェクトが開催する人狼知能大会では,固定メンバーの村での100ゲームを単位として対戦を行い,その100ゲーム内でメタ推理を行うことが前提となっており,近年の上位入賞チームではゲームをまたいだメタ推理を採用している場合が多い.本稿では,エージェントの発話パターンがチームの特徴を表すという仮定のもとで,ニューラルネットワークを用いた役職推定における特徴量に発話パターン情報を付加し,役職推定能力の向上を確認したので報告する.さらに,この特徴量を用いた人狼知能エージェントで直近の人狼知能国際大会に参加し,好成績を上げたことについても報告する.

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© 2021 一般社団法人 人工知能学会
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