人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第39回 (2025)
セッションID: 3J1-GS-5-05
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遺伝的アルゴリズムを用いた自動倉庫荷配置による多目的効率化トレードオフ分析
*植村 康生坂地 泰紀野田 五十樹岡本 浩伸
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抄録

倉庫の最適化では、処理速度の向上だけでなく、後工程とのスムーズな連携とのバランスが重要である。本稿では、このバランスを取るために、スループットとオーダーの遅延度の2つの指標に着目し、これらを両立させることを目指して最適化の問題を取り上げる。この2つの指標を両立させる可能性を検証するため、同一商品を多重に配置するという観点から、両者の関係を探索的に分析する。分析では、同一商品の多重度を解とし、その解空間を広く探索できる遺伝的アルゴリズムを用い、パレート解を導き出すことで、スループットとオーダー遅延度に関する多角的な分析を行う。

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