海岸工学論文集
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人工構造物の表面加工によるサンゴ群集着生促進効果の評価
三宅 光一甲斐 広文宮里 高広國吉 啓太山本 秀一田村 圭一岩村 俊平
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2006 年 53 巻 p. 1106-1110

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抄録
那覇港では, サンゴ群集が防波堤に自然着生している様子が観察されたことを受けて, 1991年からサンゴ幼生の着生を促進するための凹凸加工実験を開始した. また, 1999年からエコブロック事業を開始した. エコブロックは凹凸の幅と深さが約5mmと約10mmのタイプで効果が高く, 水深C.DL.-5m以浅でブロック設置後3年目までに著しくサンゴ群集が着生・成長する効果が認められた. 那覇港では防波堤上のサンゴ群集の着生過程を1990年からモニタリングしている地点があり, それらと比較することでサンゴ群集着生促進効果を評価した. サンゴ群集の増加率の評価は, 異形ブロック等を活用したサンゴ群集の再生や代償措置, 白化等による衰退からの回復過程を検討する際の指標として有効である.
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© 社団法人 土木学会
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