地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
地震動のH/Vスペクトル比の地点依存性に関する解釈
山崎 文雄Mehedi A. Ansary
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1997 年 24 巻 p. 285-288

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抄録
常時微動の水平/上下 (H/V) スペクトル比を用いて地盤特性を評価する方法を地震動記録について拡張した. 気象庁87型地震計の記録についてのH/Vスペクトル比は地震によらず地点ごとに一定の範囲に収まった. この比が安定する解釈を行うために, 気象庁による地震動データを用いて, 速度応答スペクトルの距離減衰式を構築した. その結果, マグニチュード, 最短距離, 震源深さに関する係数は, 水平成分および上下成分で近似した値であることが分かり, H/Vスペクトル比をとると, 周期に依存する地点係数と定数項のみで近似できることが示され, スペクトル比が地震によらず安定することが確認された.
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