抄録
多径間連続免震橋は、下部構造に与える地震力を軽減するとともに、桁の連続化により伸縮装置の減少を可能とし走行時の快適性が向上するなどの利点がある。しかし、橋長の増加により、連続した1橋梁の中で地盤条件が変化することを想定する必要があると考えられる。
本報告は、最大1600mの橋長を有する連続免震橋の連続区間内において地盤条件が変化する場合、および橋脚に入力される地震動に位相差がある場合について動的解析を行い、橋脚、支承、主桁に生じる断面力、変位を求め、多径間連続橋の地震応答特性に及ぼす地盤条件の変化、入力位相差の影響について検討した結果をまとめたものである。