地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
エネルギー一定則および変位一定則の適用性に関する考察
山本 智弘大塚 久哲松田 泰治山口 斉
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1997 年 24 巻 p. 989-992

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抄録
鉄筋コンクリート橋脚を1自由度系にモデル化し弾性最大応答水平力を作用させたときの弾性最大応答変位を求めた。次に弾完全塑性のバイリニア型復元力特性を有する1自由度系にモデル化し、エネルギー一定則および変位-定則により弾性最大応答変位を用いて最大応答変位を推定し、非線形時刻歴解析結果と比較しエネルギー一定則および変位一定則がどのような領域で適用できるかについて分析を行った。また、プレート境界型の地震と内陸直下型地震という2種類の地震で、適用範囲がどのようになっているのかを分析した。
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