地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
交番載荷実験によるPC箱桁の履歴特性
大塚 久哲矢葺 亘堤 忠彦角本 周岡田 稔規浦川 洋介
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1999 年 25 巻 p. 697-700

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抄録

PCラーメン橋等の不静定構造物において、動的解析を行う場合に、上部工の非線形性を考慮した新たな履歴モデルの提案が必要であると考える.
本研究では、プレストレスの導入度、鋼材の偏心、外ケーブルの効果などに着目し、実橋梁PC上部構造の縮尺模型を製作し、その交番載荷実験を行った.その結果、PC部材はRC部材に比べ、エネルギー吸収能は低いが、復元力が高く、プレストレス量が増すと、耐力は増加し、原点指向性が強くなることなどが確認できた.

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© 社団法人 土木学会
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