地震工学論文集
Online ISSN : 1884-846X
ISSN-L : 1880-4624
SPHシミュレーションに基づく液体貯蔵タンク側壁に作用するスロッシング荷重の評価
小野 祐輔岩本 哲也Charles SCAWTHORN
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2007 年 29 巻 p. 420-425

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抄録
SPH (Smoothed Particle Hydrodynamics) 法は, 複雑な境界形状を有する流体の挙動を追跡するのに適した数値解析手法である. 本論文では, 地震によって引き起こされる液体貯蔵タンクのスロッシング現象を対象とした数値解析にSPH法を適用した二次元解析を行った. SPH法によって得られた解析結果から液体貯蔵タンク側壁に作用する荷重を求め, Housner (1957) の理論から得られる値との比較を行うことで, SPH法によって液体貯蔵タンクに作用するスロッシング荷重の評価を行えることを示した. SPH法は複雑な境界形状に対しても容易に適用できることから, スロッシング抑制を目的としたタンク構造の開発に利用することが期待できる.
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© 社団法人 土木学会
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