遠心圧縮機の設計は,個々の形状パラメータの影響を調べる1因子実験が主で体系的な検討は十分に行われていなかった。そこで,遠心圧縮機の設計に用いられるシミュレーションに品質工学を適用し,反復最適化を行うことで最適設計条件を求めた。入力として流量,出力として圧力比を選択すると,最適形状は圧力比の高いものとなることがわかった。今回のケースでは,高圧力比化が高効率化につながった。 今後の課題として収束解(出力)が得られない場合の対応が必要であることを示した。また,本パラメータ設計を通して,シミュレーションに品質工学を適用する際の留意点を提示している。