1967 年 36 巻 1 号 p. 77-84
(1) 低温のガス流(約1000℃以下)に対する円筒のまわりの熱伝達に関する実験式はプラズマ流に対してはorder計算程度のためなら使用できる.
(2) 乱流プラズマジェットから大気中への熱拡散は層流プラズマジェットからのそれよりも大きく,したがって乱流プラズセジェットから円筒および平板への伝熱の集中度は層流プラズマジェッからのそれよりもノズルからの距離とともに急激に低下する.
(3) 本実験条件においてはプラズマジェットから平板への伝熱密度qfは中心部を除いてジェットの軸を中心とする半径γによって大略qf∝exp(-r)とかくことができる.