山形大学理学部生物学科
北茨城高等学校
1992 年 21 巻 p. 207-209
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鉗脚に,過剰再生体と思われる構造物を生じたアメリカザリガニProcambarus clarkii二個体を山形市郊外の沼から採集した。そのうちの一個体は,左鉗可動指の内側基部から,可動指とほぼ同じ長さの双頭の構造物が生じていた。二つの先端それぞれには正常な可動指や不動指と同様の鋸歯があった。他の一個体は,右鉗の可動指の外側基部から,長さが可動指の約60%に達する棘状の構造物が生じていた。この構造物には鉤爪や鋸歯はなかった。
Crustacean Research
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