林業経済
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北海道における苗木生産の現状と生産力拡大に向けた課題(論文)(特集 林業種苗生産の現状と課題(2))
─苗木生産業者2社の実態調査を中心にして─
安村 直樹 立花 敏
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2016 年 69 巻 2 号 p. 1-20

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抄録
北海道では今後、造林面積の拡大に伴う苗木需要の増大が見込まれる。苗木生産においては出荷期の労働力不足が指摘されている。そこで本稿では出荷期に着目しながら、統計調査や苗木生産業者2社への聞き取り調査などによって、北海道における苗木生産の現状と生産力拡大に向けた課題を明らかにした。1960年代から減少の続いてきた造林面積、苗木生産量、苗木生産業者数はここ20年ほど横ばいである。苗木生産に関する作業には季節性があって、春や秋の出荷期にはとくに多くの労働量が必要となる。なかでも苗木品質を左右する工程である掘取、抜取と選苗には人手が多くかかっている。北海道における労働力、機械・資材メーカーの将来見通しは明るくないが、苗木品質を犠牲にして生産量を維持・拡大することはあり得ない。掘取、抜取と選苗の生産性を向上し、苗木生産力を拡大するためにはこれらの工程に関わる機械化と苗木規格変更や緩和が課題となる。
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© 2016 一般財団法人 林業経済研究所
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