林業経済
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林業から見たドイツの教育制度(論文)(特集 ドイツの林業と教育・普及)
寺下 太郎
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2019 年 72 巻 7 号 p. 1-15

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抄録
ドイツの教育制度は中等教育で大きく三つの流れに分かれる。それらはそれぞれさらなる上位の教育課程へ接続し、その学歴が就業時の職種と深い関わりを持つ。現場作業者の育成のためには、専門学校での理論学習と事業体での実務研修を両輪とする、いわゆるデュアルシステムがある。これは部分的な技術指導にとどまらない、個人としての職業人を育成する課程であり、修了試験を経て林業作業士(Forstwirt)という資格を得ることができる。他方、事業経営者の育成のためには、高等教育での教育課程があり、そこを卒業して得られる学位は、州有林や自治体有林などの経営に関わる者に必須となっている。ドイツでの人材育成に多様な学校・研修所・事業体が関わり、その結果、林業が自立可能・持続可能な産業となっているのは、林業が特別扱いされているからではなく、ドイツの教育制度そのものに支えられていることによる。
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© 2019 一般財団法人 林業経済研究所
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