日本リモートセンシング学会誌
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1989 年 9 巻 2 号 p. 205-206

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抄録

熱赤外波長域におけるリモートセンシングデータから,大気中の水蒸気などの放射吸収物質と水面温度とを推定することは,広域にわたる気象,環境,資源などに関する情報を得る上で重要である。
本論文では,放射伝達方程式に基づいて,3バンド以上の熱赤外多重分光データ間の演算により,大気中放射吸収物質(主として水蒸気と二酸化炭素)の分布(観測光路中の総量の,光路の違いによる相対変化)と水面温度とを,同時に推定するための新しい演算手法を開発し,その有効性を示した。

© 社団法人 日本リモートセンシング学会
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