産婦人科の進歩
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免疫学的妊娠反応の臨床応用
高橋 義浩小西 公巳岡田 仙三井上 慶三野村 皓夫上羽 捷之
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1972 年 24 巻 1 号 p. 42-48

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抄録
免疫学的妊娠反応は産婦人科臨床に日常広く使われているが, 最近HAIRについでlatex粒子にHCG, または抗HCG(γ-グロブリン)をcoatingしたLAIR, LARのスライドテストが, その判定迅速性にすぐれ, 臨床応用されるようになった.
われわれは, これらの市販免疫学的妊娠反応の正診率について比較, 検討を加えた.
また絨毛性腫瘍の診断, 予後判定に高濃度および低濃度HCGの定量的測定が必要であるが, それぞれの目的にHAIRを用いたmicrotitration法およびvisking tubeによるサンプルの減圧濃縮法を行なったので, その臨床成績について報告した.
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© 近畿産科婦人科学会
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