農業施設
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植物生体計測による水耕の研究
(I) 常時液相ならびに気液二相方式における蒸散の同定
船田 周橋本 康津村 光男
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1977 年 8 巻 1 号 p. 21-26

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抄録
本論文では, 常時液相と気液二相の水耕方式の違いが葉温と茎内水分の計測から検討された。光のステップ入力 (0luxから30,000lux) による蒸散の同定が葉温と静電容量の情報からなされ, 一般に蒸散は気液二相の方が常時液相よりも大きかった。また, 気液二相の間欠は30, 60, 120分サイクルについて検討したが, 60分サイクルの場合が最も蒸散が活発であった。
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