Studies on fish roe lectins: Distribution, purification and characterization

Masahiro Hosono; Hiroaki Kawauchi; Kazuo Nitta; Yoshio Takayanagi; Hiromi Shiokawa; Reiko Mineki; Kimie Murayama

doi:10.2198/sbk.37.109

細野雅祐, 川内廣明, 仁田一雄, 高柳義男, 塩川弘美, 峯木礼子, 村山季美枝

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キーワード: fish roe lectin, rhamnose-binding lectin, affinity chromatography, N-terminal sequence

ジャーナルフリー

1993 年 37 巻 2 号 p. 109-115

DOI https://doi.org/10.2198/sbk.37.109

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抄録

魚卵の生理食塩水抽出画分についてレクチン活性の有無を検索した. 細胞凝集活性は, 19種中13種 (68%) に認められ, とくにコイ目およびサケ目の魚卵に多く認められた. アフィニティークロマトグラフィーおよびイオン交換クロマトグラフィーによりキュウリウオ (Osmerus eperlanus mordax) 卵から, ラムノース結合レクチンを単離した. このレクチン (OML) は, ウサギおよびヒトABO型赤血球, sarcoma 180細胞を凝集した. OMLによるウサギ赤血球凝集反応はL-ラムノースおよびα-ガラクトシド結合を含む少糖により阻害された. 分子量は還元条件下でのSDS-PAGEにより約26kDaであった. OMLのN末端29残基のアミノ酸配列は次のとおりであった.

責任著者(Corresponding author)

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