生活衛生
Online ISSN : 1883-6631
Print ISSN : 0582-4176
ISSN-L : 0582-4176
ミドリガメ飼育水の細菌汚染に関する基礎的検討
特にサルモネラを中心とした
亀井 正治来住 輝彦
著者情報
ジャーナル フリー

1977 年 21 巻 6 号 p. 186-192

詳細
抄録

1. ミドリガメ飼育水の細菌汚染は急激であり, 飼育1両日後には定常となり, また飼育1日目で早くもサルモネラが検出されることもあった。
2. 飼育温度が15℃~25℃の範囲では飼育水中の細菌数に大きな変化はみられず, サルモネラ検出率についても顕著な差はみられなかった。
3. コリスチン処理は完全な方法とはいえないが, サルモネラ汚染に対しかなり有効に働き, 検出率が著しく低下した。

著者関連情報
© 社団法人 大阪生活衛生協会
前の記事 次の記事
feedback
Top