生産管理
Online ISSN : 2186-6120
Print ISSN : 1341-528X
研究論文Ⓡ
熟練技能の習得を目指した作業習熟に関する研究
-単工程作業と多工程作業の評価-
山田 裕昭福田 康明小竹 暢隆堀越 哲美
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2010 年 16 巻 2 号 p. 45-52

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抄録

21世紀のものづくりでは,変種変量生産に対応できる作業者の技能を効果的,効率的に習得する仕組みが必要である。そこで,本稿では熟練技能の効果的な習得を目指した教育・訓練の仕組を構築することの一環として,多工程作業(セル生産)の作業習熟について検証した。そして,作業時間の減少とばらつきの関係から達成度の評価を行った。この評価には,作業の習熟傾向を評価する達成度手法を適用して解析すると共に,習熟状態を容易に評価することが出来る評価モデルを提示した。

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© 2010 一般社団法人日本生産管理学会
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