生産管理
Online ISSN : 2186-6120
Print ISSN : 1341-528X
研究論文
PLM システムに対する認識と導入・運用実態
―東海4県を中心とした製造企業の調査―
石井 成美後藤 時政近藤 高司
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 19 巻 1 号 p. 131-136

詳細
抄録

製品情報の共有と有効活用によって,製品開発コスト削減や期間短縮などを実現するとされるPLM(Product Lifecycle Management)システムは,グローバル競争を勝ち抜くのに必要といわれて久しいが,いまだ大企業においても認知度は低く,導入も進んでいない。

日経ものづくりでは,2005年から毎年「PLMシステムに対する認識と導入・運用の実態調査」を行ってきた。日経ものづくり2010年9月号に掲載されたその調査内容に合わせて,2011年に東海4県(愛知,岐阜,三重,静岡)と東京,大阪にある中小製造企業に対して独自に同様な調査を行った。

本研究では,その調査結果を踏まえ,PLMシステム導入に必要なエンタープライズプロジェクトマネジメントができる人材の育成について提案する。

著者関連情報
© 2012 一般社団法人日本生産管理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top