主催: 社団法人 石油学会
メチルシクロヘキサンの異性化_-_開環によるジメチルペンタン類合成を、二段法プロセスにより行った。前段ではメチルシクロヘキサンからジメチルシクロペンタンへの異性化を、後段ではジメチルシクロペンタンの水素化開環によるジメチルペンタンを行う。触媒探索の結果、前段にはPt/H-βが、後段にはIr/Al2O3が適していることが分かった。反応条件の最適化により、最大ジメチルペンタン類収率20%を達成した。また、このときのクラッキング生成物収率を、5%以下に抑制することができた。