石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
創立50周年記念国際シンポジウム/第38回石油・石油化学討論会
セッションID: 2E03
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ポリオレフィン・オリゴマリゼーション
シクロペンタジエニル-フェノキシ配位子を有する重合用チタン錯体触媒の開発
*上原 直樹木下 晋介道上 憲司三谷 誠
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抄録
Cp-フェノキシ配位子を有するTi錯体触媒は、共重合性に極めて 優れる性質を有するため、従来の触媒では困難であった特殊なモノ マーを効率良くエチレンと共重合させることができる。 しかしながら、生成する重合体の分子量が十分でないという問題が あった。そこで、高分子量化を目指した分子設計を行い、その設計 思想に基づいた改良錯体の合成検討を行った結果、高分子量体を生成 させる触媒の開発に成功した。
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© 2008 公益社団法人石油学会
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