石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第41回石油・石油化学討論会(山口)
セッションID: 1E13
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水素化・脱水素
ポリエチレングリコール存在下で調製したVOx-SiO2触媒を用いるアルカンの酸化的脱水素反応
*福留 健太池永 直樹鈴木 俊光三宅 孝典
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抄録

V(t-BuO)3OをSiO2に担持すると主に孤立したVO43-種を有する触媒が調製できた。この触媒がVOxの格子酸素のみを用いるC3H8の酸化的脱水素反応(ODH)に高活性、高選択性を示すと報告した。本研究では、孤立したVO43-種の含有量を増加させることを目的にSol-gel法によりポリエチレングリコール及びV(t-BuO)3OとSi(OEt)4を反応させ、VOx-SiO2触媒の調製を試みた。酸化剤にVOxの格子酸素のみを用いるC3H8のODHを450 oCで行ったところ、C3H8転化率2.0%、C3H6選択率95%と高いC3H6選択率を示した。

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© 2011 公益社団法人石油学会
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