主催: 石油学会
岡山大学
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水素貯蔵材料のひとつとして液体のギ酸が注目されている。我々は錯体触媒の機能探索の過程で、新たに合成したイリジウム錯体が、高活性なギ酸分解触媒として機能することを見いだした。分解反応は60℃付近ですみやかに進行し、1時間あたりのTOF値は5000を上回る。ギ酸の分解により生成する気体は水素と二酸化炭素であり、熱分解ではなく、触媒的な分解であることを確認した。我々の見いだした触媒系は高濃度の98%ギ酸からも効率よく水素をとりだせることが大きな特徴である。
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