抄録
水中で機能する固体塩基触媒として層状複水酸化物(LDH)に注目し、これらを用いた水中での二酸化炭素の光還元について検討した。LDHの水酸化物層は二価と三価の金属イオンで形成されており, 様々な二価と三価の金属イオンの組み合わせでLDHを合成することができる。光照射を行うと、反応生成物として一酸化炭素と酸素が生成した。本研究においては, 二価金属としてMg, Zn, Ni, 三価金属としてAl, Ga, Inを用いて検討を行ったところ, Ni–In LDHを用いた時最も高いCO生成量を示した。