石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第42回石油・石油化学討論会 (秋田)
セッションID: 1C11
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一般発表-機能性材料(3)
チタン酸ナノチューブの固体酸触媒特性と作用機構
*北野 政明中島 清隆宮崎 聡一小林 久芳林 繁信原 亨和
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抄録
 二酸化チタン粉末を水酸化ナトリウム水溶液中で水熱合成処理し、プロトン交換することで、チタン酸ナノチューブを合成した。このチタン酸ナノチューブは、ブレンステッド酸点とルイス酸点を有し、トルエンとベンジルクロライドのFriedel-Craftsアルキル化反応を室温で進行させることがわかった。さらに、既存の固体酸触媒や、同様の結晶構造を有するチタン酸ナノシートよりも著しく高い触媒活性を示した。
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© 2012 公益社団法人石油学会
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