石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第45回石油・石油化学討論会(名古屋大会)
セッションID: 2A11
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ペトロリオミクス
分子反応モデルを用いたLCO水素化反応挙動解析(第2報) ― 分子構造に基づき導出した反応平衡定数の適用 ―
*藤長 寛之田中 隆三萩原 和彦岩佐 泰之伊田 領二
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抄録
これまで軽油留分をターゲットに軽油超深脱、LCOの核水添反応に関して分子反応モデリングを実施してきた。核水添反応をモデルにて表現するためには反応平衡定数の導入が重要となる。本研究ではグループ寄与法に基づき反応平衡定数を算出しているが、グループ寄与法はエントロピーの推算精度が低いため、一部補正をしなければモデルに適用することは困難であった。そこで今回、新たに分子軌道法を取り入れ、補正を必要としない反応平衡定数の導出法を開発した。
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© 2015 公益社団法人石油学会
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