石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第59回年会(第65回研究発表会)
セッションID: A18
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[一般発表]
プロピレン-TPDによる固体塩基強度の測定
*松橋 博美
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抄録
固体塩基のプローブ分子の条件として、固体表面との反応性が低く、表面との化学反応を起こさない、あるいは起こしにくいこと、次に測定を低温で行えるよう、また表面の形状の影響を受けにくいよう、沸点の低い小さな分子を用いること、固体塩基を評価するため弱いながらも酸性の分子であること、という条件から、プロピレンをプローブ分子とした。MgOやCaOなどの固体塩基に応用したところ、脱離の活性化エネルギーが塩基触媒活性と相関した値として得られた。
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© 2016 公益社団法人石油学会
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