石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第59回年会(第65回研究発表会)
セッションID: S05
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[受賞講演-学会賞]
遷移金属触媒を用いる飽和炭素鎖およびヘテロ原子団の導入反応
*神戸 宣明 
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抄録
遷移金属錯体を用いる多くの有用な触媒反応が開発され、合成反応に広く用いられているが、まだ未解決の課題も多い。演者らは、今まで余り例のなかったsp3炭素を反応点とする新触媒系の開発に焦点を当てて研究を推進し、アルキルハライドをアルキル化剤とする炭素-炭素結合生成の新手法を開発した。また、炭素―ヘテロ原子結合生成反応として、有機分子にケイ素、硫黄、セレン官能基を導入する新触媒系を開発した。講演では、その概要と最近の成果を述べる。
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