石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第46回石油・石油化学討論会(京都大会)
セッションID: 2A24
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環境触媒
ガルバニック析出法で調製したCeO2担持Rh触媒による三元触媒反応-粒子径の効果-
*西山 拓海大山 順也薩摩 篤
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抄録
ガルバニック析出(GD)法でCeO2担持Rh触媒を調製することで、含浸法よりも三元触媒反応のNO還元活性が向上する。本研究ではTEM観察、in situ FT-IRなどを用い、GD触媒の構造解析を行った。その結果、活性の低い触媒は単核のRhが存在していたのに対し、GD触媒は約4.5nmのRh粒子を形成している事が分かった。Rh粒子を形成することで、単核のRhよりも0価の割合が増加することが、活性向上の要因であると示唆された。
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© 2016 公益社団法人石油学会
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