石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第46回石油・石油化学討論会(京都大会)
セッションID: 1C10
会議情報

酸化触媒
BEAゼオライトへのMo固定化と液相におけるシクロヘキセンのエポキシ化への応用
鎌田 風太*風間 洋佑松方 正彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
Moを担体上に高分散させた触媒は、オレフィン酸化に対して高活性を示すことが知られている。しかし、反応でのMo溶出による腐食やその除去コストが問題点となっている。当研究室では、MoをBEAゼオライト骨格に導入することで不均一系触媒として機能することを見出した。B-BEAの脱Bにより生成したnest silanolにCVD法でMoを導入しシクロヘキセンのエポキシ化の反応試験を行ったところ、使用した触媒の再利用を重ねてもMo溶出はBEAのunit cellあたり1個程度で停止することを見出した。
著者関連情報
© 2016 公益社団法人石油学会
前の記事 次の記事
feedback
Top