主催: 公益社団法人石油学会
会議名: 第48回石油・石油化学討論会(創立60周年記念東京大会)
回次: 48
開催地: 東京
開催日: 2018/10/17 - 2018/10/18
骨格内にTiを含有した規則性メソポーラスシリカであるTi-MCM-41は、酸化反応の触媒として有用である。本研究では、合成したTi-MCM-41に対し、シランカップリング剤であるトリメチルシリルクロリドとヘキサメチルジシロキサンを用いてトリメチルシリル(TMS)化処理を施した。TMS化Ti-MCM-41を触媒としたところ、t-ブチルヒドロペルオキシドを酸化剤としたシクロヘキセンの酸化反応において、エポキシ体の収率が72%に達し、TMS化前の44%に比べて大幅に向上した。