資源技術試験所北海道支所第2課
1969 年 85 巻 975 号 p. 497-501
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室内における予備実験からつぎの結果が得られた。界面活性剤の作用により1) 石炭の低温酸化反応熱が減少する。2) 自然発火所要時間が長くなる。3) O2消費量およびCO発生量が少なくなる。この結果に基づき現場実験を行ない, 界面活性剤水溶液を炭層に注入するとCOの発生量が減少することが推定された。したがつて石炭を適当な界面活性剤水溶液で濡らすと自然発火を抑制するという考え方の正しいことが推定される。
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