皮膚
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白血病治療後の一定期間に頻発する発疹について
宮崎 和広
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1984 年 26 巻 3 号 p. 580-583

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抄録

白血病, 特に急性骨髄性白血病に抗腫瘍剤が著効を示した場合に, 白血球数が激減する。その後, 比較的すみやかに, 白血球数が増加している際に, 抗生物質を使用していると, いわゆる「播種状紅斑丘疹型」薬疹が起りやすいことのべ, 最近の2例についてその経過を図示し, 昭和54年1年間の本学第一内科入院患者についてその頻度を示した。さらにこの機序についても推論を加えた。

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© 日本皮膚科学会大阪地方会
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